お子様のアレルギーについて
当院では、お子様の気管支喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹(じんましん)、花粉症、アレルギー性鼻炎等を診ています。
アレルギーの症状について
小児期によく見られるアレルギーには、食べ物がアレルゲン(アレルギー症状を引き起こす原因となるもの)となる食物アレルギー、ハウスダストなどの吸入性アレルゲンによって発症する気管支喘息やアレルギー性鼻炎などがあります。
乳幼児が、食物アレルギーを起こしやすいものは、卵、乳製品、小麦などです。その他にも、魚類、甲殻類、ナッツ類、果物などアレルギーを起こしやすい食べ物はたくさんあります。
当院では発症時の状況を詳しく問診して、血液検査などで原因をさぐっていきます。
必要に応じて食物経口負荷試験を行い、食べられる量について相談していきます。症状が強い方、アナフィラキシーの既往がある方ではアレルゲンの除去が必要です。
こども園・小中学校において除去が必要な場合には「アレルギー疾患生活管理指導表」を記載しております。
また必要に応じてエピペンの処方を行っております。
当院では食物経口免疫療法は行っておりません。ご希望があれば専門病院にご紹介しております。